2015年6月アーカイブ
平成27年6月23日(火曜日) 




ブドウ農家は仕込みに大忙し

上の写真はデラウェアー(小粒の甘いぶどう)を傘かけした風景です。
今の時期に行う作業で、一房一房丁寧に傘をかけます。
傘かけにより直接の雨を防ぎ、
病気にもかかりにくくなるそうです。

かなりの手間のかかる作業です。
房のそろった、美味しいぶどうを作るための大事な仕込みの時期です。

ぶどう畑一面に、白い花が咲いたように
白い傘がかけられています。
手づくりパン屋コーナーポケットでは、
今年初めての試みとして、このデラぶどうでブドウパンを作りたいなと思っています。
農家さんの大事なブドウに感謝し、
よそでは味わえないブドウパンにチャレンジします。
まずはじめに、どんなパン生地が合うのか、
甘さ、風味、歯ごたえ、しっとり感等々、
山梨韮崎産のブドウに合うパン生地作りからスタートです。
8月下旬までには完成させ、
9上旬に皆様にご案内出来ればと思っています。

袋かけ前のピオーネです。
何回もぶどうにはさみを入れて粒抜きをし、
出荷する時のイメージを浮かべて形を整えます。
毎年12月に作るシュトーレンなどに入れている、ぶどうです。

この1週間のうちに、大きな房を傷つけないように、
丁寧に白い紙袋ですっぽり覆います。
デラぶどうは房が小さいので傘かけでしたが、
ピオーネは大きいため、すっぽり袋で覆います。
9月中旬この覆いが取れるころには、
濃い紫の大粒のピカピカのピオーネになります。